8月|見送る夏|哲学犬

哲学犬の詩

遠き舟
白き雲 高く積もりて
夏はただ 空に満ちたり
寄せて返す 波の音に
時の歩みを 重ねつつ
あの舟は 何処へ向かう
問うこともなく ただ見送る
渡る者と 留まる者
その境(さかい)に 風は吹く
ここに在りて 見つめるのみ
それもまた 一つの旅

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